TuneMobieがTunePatになっていた
昨年末、急にMacの調子が悪くなり、はじめはよくあるBluetooth系のトラブルに感じていたので、そのうち直る(アップデートとかで)、急ぎならOSを上書きインストールすれば現在の環境を維持したまま直せる(前にそういうことがあった)と思っていたのだけど、トラックパッドやAirPodsの音声がたびたび途切れるだけじゃなく、プチフリするようにもなった。OSの上書きインストールでも直らなかった。
アクティビティモニタを見ると、ディスクに対して常に書き込みがあり、赤のグラフがべったり下に貼り付いている状態だった。
書き込むプロセス名で検索すると、過去にそういう現象が発生していたユーザーもいるようだった。自分の環境でもあったのかもしれないんだけど、理由がよくわからず。SSDに対して書き込みを続けるというのはよくないので、ドライブを完全に初期化して真っさらな状態から再構築した。ちょうど仕事も落ち着いていたから。
OSインストール後、アプリのインストールやその設定は全部手動でやったが、予想よりも早く、数時間もしないで簡単に仕事ができる環境まで戻せた。
ここからやっと本題。手動でインストールしたアプリのうち、TuneMobie Apple Music Converterの以前のライセンスコードが通らず、再購入になってしまった。PC1台に対してライセンスされる場合、ハードが同じならば基本的には通るのだけど、自分が持っていたライセンスコードは以前にMacを買い直した時にダメもとでサポートに連絡して再発行をお願いしたもので、OSを再インストールしたら無効になると言われていたのだった。
仕方がないよね。やっぱり使いたいので永久ライセンス版を再購入した。
しかし発行されたライセンスコードを入力してから使おうとすると、UIがなんか違う。よく見るとアプリの名前が違っている。これまで自分が使っていたのは「TuneMobie Apple Music Converter」だったのだけど、インストールしたのは「TunePat Apple Music Converter」だった。
やべって思ってTuneMobieのHPに行き、インストーラーをダウンロードし直したら、それもTunePatとなってる。買収されたのか統合されたのか不明だけど、結果的には正統な後継アプリを買ったんだと思う。少しほっとした。ただ現時点では両方のHPがあってややこしいけど、どちらからダウンロードしてもTunePatのインストーラーみたい。もしかしたらどこからかTuneMobie版のインストーラーを入手できれば、以前のライセンスが通ったのかもしれない。
アプリの仕組みとしてはTuneMobieと同じなんだけど、いったんアプリのコントロールパネルのようなものが開き「アプリから変換」と「ウェブプレーヤーを開く」が選べるようになってる。前者はミュージックアプリから音声を読み込み、後者はWeb版のApple Musicから読み込む。自分が知ってるTuneMobieの最新版は後者の仕組みだった。
「アプリから変換」は等速でのコンバートだけど、「ウェブプレーヤーを開く」だと数倍〜10倍ぐらいの速さでコンバートできるという。TuneMobieもそのぐらいだったが、コンバートに入るまでの待ち時間はTunePatの方が短いように感じた。等速コンバートのメリットはあまり感じないので「ウェブプレーヤーを開く」を使っていくと思う。
TuneMobieのFAQに書いてあった。
ダウンロードした製品のブランド名が「TunePat」になっているのですが、間違って購入したのでしょうか?
実は、TuneMobie と TunePat が提携し、新しいUIデザインを導入しました。そのため、以前のTuneMobieの製品も、今後はTunePatの名で提供されることになりますが、製品の品質やサポートには変わりありません。ブランド名が変更されたことで、今後はよりスムーズなサポートと最新の機能更新が提供されますので、ご安心ください。