ゲームボーイカラーをIPS液晶化しました
LSDjはSELECTキーと十字キーを同時押しで操作することが多いので、GBAだとキーの配置の関係でちょっと難しい。GBのキー配置が最適。
って思っていたら、GBCもIPS液晶化したくなりAliExpressで購入。5/20に注文して5/30に届いた。
買ったのは「Super OSD RETRO PIXEL IPS Larger LCD SCREEN KIT Backlight Brightness Touch sensor For GameBoy Color For GBC Q5 IPS LCD Kit」ってやつで、オリジナルよりも15%大きいサイズのIPS液晶とシェルがセットになってるやつ。いろんなところが出品してるみたいでどれを買っていいのかわからなかったんだけど、自分はとりあえずリンク先のところで買いました。
GBCは1つ持ってたんだけど、失敗したらどうしようとか、どうせLSDjやるなら両方GBCの方がいいとか、なんだかよくわからない精神状態になって、ヤフオクでもう1つ買ったので2つあります。落札価格は2600円だったのだけどキャンペーンでヤフオクが1000円負担してくれたので、支払ったのは1600円でした。
自分が持ってたGBCよりも、ヤフオクで買ったやつの方がシェルの黄ばみが強かったので、ここから基盤を取り出して今回買ったシェルに移植することにしました。
シェルを削らなくてもいいのはわかっていたんだけど、ほんとに大丈夫なのか仮組みして表示位置などをチェックしました。
正確に削られているようでよかった。
このIPS液晶キットの特徴は名前にもなってる「RETRO PIXEL」ってことで、ドットのつぶつぶが表現されてるところ。画面に格子を入れることにより擬似的なピクセル表現になっているようだ。
はじめからIPS液晶側の基盤から2つのタッチセンサーがのびていて、それをシェルの上部の内側に貼り付けるだけで色と明るさが調整できる。GBAはSELECT+L/Rに明るさ調整を割り当てたりする場合が多く、これらの機能を実現するにもはんだ付けが必要なのだけど、GBCのこのキットだとはんだ付けせずに実現できる。
では、はんだ付けすると何ができるかというと、名前になっている「OSD」のことで、SELECT+A+Bで独自の設定メニューが出せるようになる。水平垂直の位置を微調整したり前述のピクセル表現をやめたりできる。位置調整は役に立つと思うけど、それ以外はあってもなくてもいいような機能に思うのではんだ付け作業はしなくても十分使えると思う。
自分はhijiQuishさんのYouTubeの動画を見ながらやりました。すごくわかりやすいのでおすすめです。
はんだ付けよりも液晶を固定するための両面テープとか、タッチセンサーを貼り付けるの方が難儀した。ボタンやパッドはキットのではなくて、ドナーのGBCのものを使いました。そんなに悪くなかったので。
スピーカー位置を調整するために開けたり閉めたりしていて、どうもうまくいかないので、もともと持っていたGBCと比較したところ、そもそものスピーカーの形が違っていた。
シェルを閉じるときにスピーカーの位置をいい感じになるように調整しながらネジを締めた方がいいです。