ブリムオンとルカリオの立ち位置
先日チームに加えたキョダイマックスブリムオンとルカリオの使い勝手を肌感覚で理解できるようにするために優先的に選出していたら、順位があっという間に2万位台に落ちた。
まず対面できついのは、今も流行のバンギラス+ドリュウズ。鋼技でブリムオンが一撃だったり4分の3ぐらい削られたりして、仕事しないうちに倒されてしまう。ダイマックスしていない相手に4分の3削られると、そのあとの立ち回りはかなり厳しい。キョダイテンバツの追加効果の混乱もあまり当てにしてはいけない。
また、ブリムオンの弱点保険を自力で発動するためにルカリオと一緒に先発した場合、弱点保険が発動できてブリムオンがキョダイテンバツを撃てたとしても次のターンでは、先手を取られて倒されてしまうことが多い。
もともとトリックルーム下で力を発揮するブリムオンなのに、弱点保険発動のためにルカリオと一緒に先発すると、1ターン目ではトリックルームを発動できないからだ。
自力で発動するために、1ターン目はダイマックスせずにいたとしても、次のターンまで残っていられるかどうかわからない(そのときルカリオはやることがあまりなくて「みきり」でしのぐってのもいまいち)。ブリムオンは結構警戒されているので、みんな真っ先に倒しにかかってくるから。ブリムオンが弱点の鋼やゴースト技を持ってる相手も多いので、なかなか難しい。
そこでブリムオン+サマヨールで先発して、サマヨールにトリックルームを張らせてブリムオンはキョダイテンバツとすると、トリックルームも決まり意外に大丈夫だった。サマヨールを警戒して狙ってくれると、ブリムオンが無事でいられる場合が多い。相手の攻撃でブリムオンの弱点保険が発動する場合もあった。
トリックルーム下で弱点保険が発動していれば、サマヨールの「てだすけ」でブリムオンの技を補強してやると、抜群で撃てる相手がいなくてもブリムオンの「キョダイテンバツ」で3ターンでかなり場をかき回せる。
逆の見方をすると、弱点保険は自力で発動させずにおき、サマヨールがトリックルームを発動し、その後は手助けで補強。弱点保険は相手がしくじって発動させるに任せれば良さそうだ。
そうやっていても、順位はジリジリ下がり2万位台後半に。
ふと自分がはじめてキョダイマックスブリムオン+ルカリオに出会った状況を思い出した。あのとき、自分も相手も見るからにトリックルームを主体とするチームだった。ブリムオンがいたんだけど、ルカリオやリオルもいて何をしてくるのかわらかないパーティだなと思っていたら、ブリムオンとルカリオが先発で出てきた。
そう考えると、ブリムオン+ルカリオは相手がトリックルームパーティの時こそ(裏をかいて)活躍できる組み合わせなのではないだろうか。つまりトリックルームは相手に発動させて、自分はルカリオで弱点保険を発動させる。または相手がトリックルームを意識したパーティだとしたら、トリックルームがなくても先手を取れる可能性があり、こっちはトリックルームにあまり執着してなくてもいい。
そう考えてから、先発はミロカロス+サマヨールにして、相手が自分と同じようなポケモンのパーティ、またはトリックルームが主体(トリックルーム対策ではなく)のパーティの時に、ブリムオン+ルカリオという選出にしてみたところ、順位を4000位台まで戻せた。
ミロカロス+サマヨールのポテンシャルは、やっぱりかなりすごくて、愛用しているうちに様々な局面に対応できることがわかってきた。自分は元のカ・エール氏のパーティを丸々使っているわけではなくて、この2匹だけを参考にしたのだけど、オリジナルのパーティーのメンツじゃなくてもしっかり活躍するというのがすごいと思う。
というわけで、ミロカロス+サマヨールが主、ブリムオン+ルカリオが副。ブリムオン+サマヨールはあまり無しでという先発ルールで試しています。