iCloudミュージックライブラリとiTunes Matchの違いを今さら実感した
iMac 5Kへの移行後に気がついたことがもう1つ。
iTunes Matchが日本でリリースされた直後から使っていた。Apple MusicのiCloudミュージックライブラリ機能とかぶるので、iTunes Matchの更新をやめた。その利用期限が切れたのが5/1。特に問題なく使っていたように思うのだけど、水面下で密かに怖いことが起こっていた。
Appleのカタログとマッチングして一致した場合、ローカルのミュージックデータはアップロードすることなくクラウド上から再生される。これはiTunes MatchもiCloudミュージックライブラリも同じなのだけど、iCloudミュージックライブラリでは「マッチ」と「Apple Music」という2つの状態がある。
マッチした曲がApple Musicで提供されていたら「Apple Music」と表示されるのだ。
これの何が違うかというと、「マッチ」の曲をダウンロードしてもDRMフリーなのに対して、「Apple Music」の曲は自分がCDから取り込んだ曲だとしてもダウンロードするとDRMが付く。MacのiTunesライブラリにはCDから取り込んだオリジナルが入っているのであまり影響はない。間違えて消して、iCloudミュージックライブラリからダウンロードするとDRM付きになってしまう点を注意しておけばいい(DRMが付いたとしてもCDから取り込み直せば良い)
困ったのはiPad。基本的にストレージ内には曲データを入れずに、クラウドから再生するような使い方をしているのだけど、先日のDJで使ったアプリ「djay 2」でかける曲はダウンロードしてストレージに入れておかなければならない。そして、その曲にもしDRMが付いていたらターンテーブルに乗せたときにはじかれてしまうのだ。サードパーティ製だからダメというわけではなくて、iMovieのBGMにするってこともできない。おそらく加工が許されないのだと思う。
次のDJパーティのために曲を選んでいて、使えない曲があってかなり困る。またiTunes Matchに戻そうかなという気にもなっている。Apple Musicやめてもいいや。