DJケーブルは何かで代用できないのか?
今度、友だちのカフェでイベントがあり、DJプレイに初挑戦する。当日行けば機材はあるようなのだけど、触ったことがないのでiPad用のDJアプリ「djay 2」を使う。
基本的にテンポの近い音源を使ってアプリの機能でBPMを合わせるので、キューのタイミングさえ間違えなければ、そう変な感じにはならない。なので普通に鳴っている音を聞きながらやっても良いのだけど、練習している中でうまく合わないこともあるのが気になってきた。
そこで、外に音を出していない側のターンテーブルの音をモニターして、外の音とタイミングを合わせたい。djay 2のスプリット機能とDJケーブルを使うとそれができるらしい。
スプリット機能をオンにすると、外に出ている音を左、出していない側を右に振り分ける。それぞれの音はモノラルになる。iPadのイヤホンジャックから出る音がそのように分かれるので、分岐するケーブルを用意すれば良い。
まず考えたのは、以前から持っていた1つのイヤホンジャックを2つに分岐するケーブル。これでいいじゃんって思ったけど、やってみたらダメだということがわかってきた。ちゃんと考えればそうだ。やってみないとピンとこない。ステレオがステレオで2つに分かれるだけなので意味がない。左右をそれぞれ2つに分けなければならないのだ。
ステレオジャックをピンプラグで左右に分岐する、割と一般的なケーブル。これだと左右が分かれるので分岐するところまでは合っている。でも赤側(右)にイヤホンをさせるように変換しなければならない。白(左)の方はミキサーに接続することを考えれば、そのままにしてミキサー側でパンを中央にすれば対応できると思う。
ピンプラグをイヤホンに変換するのは意外に大変。そういう状況が思いつかないのでなさそうだろうなと思いつつAmazonで探してみたけどやっぱりない。
結局、素直にDJケーブルを買ったほうが安く上がりそうなので、そうすることにした。
djayを作っているところとは違うメーカー製のケーブルだけどちゃんと機能した。分岐側のジャックそれぞれにスピーカーとイヤホンのアイコンが刻印されていて、それに合わせて出力された。
実際に使ってやってみたら、結構違和感がある。本来聴こえてはいけない音がイヤホンから出てくるので、なんかドキドキするのだ。そしてアプリのフェーダーを切り替えると突然反対側のターンテーブルの音がイヤホンから聴こえてくる。それでいいのだけど、慣れないと何をやっているのか分からなくなる。練習しなければ!