Magic Trackpadは腱鞘炎に効くか?
Magic Trackpad 2を買った。Mac miniで使うためだ。レイアウトやレタッチアプリのようにオブジェクトを微妙に操作したり、長くドラッグ保持したりするにはマウスの方がいいと思っていたが、MacBookのトラックパッドを辛抱強く使ってみたら、かなりいけることがわかってきた。右手の腱鞘炎はマウスに原因があるような気がするので、この機会にMagic Trackpad 2を使ってみることにした。
MacBook 12インチモデルのトラックパッドより面積にして2倍ぐらい。後でわかったけどMacBook Pro 2016の15インチモデルのトラックパッドはこれとほとんど同じサイズだった(MacBook Proの方が縦が少しだけ短い)。
ずっと右手の指や手首が痛いのは、Magic Mouseで長時間酷使しているからかも知れないとも思った。Magic Mouseは平たい上にほぼ全面がタッチセンサーになっているため、親指、薬指、小指の先でつまんで動かすことになる(私の場合)。特にドラッグ操作での負担が大きい。
そういう思いがあってMagic Trackpad 2を購入した。1ヶ月ほど使った感じでは(これを書いているのは2/24だったりする)、もう手首は痛くないということだ!
また自分の作業では、Magic Trackpad 2でほとんど問題ないことがわかった。なのでMacを長時間使っている人で、右手首や指先が痛いと感じるならMagic Trackpadを試すことをお勧めしたい。
ただしトラックパッドの設定は極力タップで済むようにすること。
「トラックパッド」の設定は「タップでクリック」をオン。
「アクセシビリティ」の「トラックパッドオプション」は「ドラッグを有効にする」。個人的には「3本指のドラッグ」がお勧めだが、これは好み。
MacBook 12インチのトラックパッドぐらいの大きさがあれば、3本指ドラッグも十分使える。Magic Trackpad 2ならなおさら使える。「ドラッグロックあり」「ドラッグロックなし」だとタップの回数が増えて煩わらしい操作になるけど、3本指ドラッグなら一発だ。
3本指ドラッグと、2本指スクロールが無意識に使えるようになった時に、トラックパッドの真価がわかるんじゃないかなと思う。