AppleCare付きの製品を譲るとき(続き)
akibyonです。
前回「AppleCare付きApple製品を譲るとき」という記事を書いたが、その補足。今回は、AppleCareが残っているiPhone 6 Plusを、ヤフオクで売ったので、その際の手続きでわかったことをまとめておく。
方法と必要な書類については、前回紹介した下記のページを参照。ただし、なぜか、今はオンラインでの手続きができなくなっている他ので、電話でサポートをお願いした。
AppleCare プランを振り替える
前回の疑問点として、「AppleCareは製品に付随するので、誰が製品の所有者であっても期間内であれば保証の対象となる」ということはわかった、そうなると譲渡の手続きが何のためにあるのかわからなくなる、ということがあった。これをサポートに確認した。
前回、今回ともやっているのは、アップル側のデータベース上で所有者の名義変更を行っているだけとのこと、これをやってもやらなくても、その製品がAppleCareによって保証されるのは同じ。アップルとしては頼まれればやりますよというスタンスのようだ。
AppleCareが付いているので、その名義を気にする人が多いと思うが、AppleCareが付いていなくても、製品の名義変更をしてもいいわけだ。でも、おそらくヤフオクで取引されているAppleCareの付いていないアップル製品は、売るほうも買うほうも名義については気にしていないのではないだろうか。
名義変更はサポートに電話するだけなのだけど、ちょっとした手間なので、できれば名義変更をしなくても、AppleCareのサポートは引き続き受けられますよということで、皆が納得してくれるとありがたい。
もう1つの疑問点は、下記のページに関すること。
このページを使うと、自分のApple IDに紐づくAppleCareの製品サポート状況がわかる。ただし、前回、譲渡手続きが完了しても、譲渡した製品が表示され続けていた。そのときアップルのサポートに確認したら、パソコンのiTunesでアカウント情報の「デバイスの管理」で削除するように指示された。
今回、サポートしてくれた人に確認すると、上記は関係ないということがわかった。実際は、Apple IDに紐付いている情報も削除してほしいとサポートに依頼しなければ消えない。名義を管理しているデータベースと、Apple IDに紐付いている製品の情報のデーベースは別になっているとのことだった。
要するに、AppleCare製品の名義変更をするときは、Apple IDとの関連の削除も依頼しなければならないということになりそうだ。
それともう1つ忘れてはいけないのは、AppleCareの話とは関係ないが、譲渡する製品をApple IDの2ステップ確認の「信頼できるデバイス」に設定しているなら、それも削除しなければならない。これは自分でやる必要がある。
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