やせ我慢はMacユーザーの醍醐味(12インチのMacBook)
昨日、発表された12インチMacBookのRetinaディスプレイが、2,304×1,440っていうのを考えてみた。
まず、16:9じゃなかったのは大変うれしい。16:10のバランスが好きだから。
次に解像度。これまでのRetina Macで解像度を選択する画面で「最適」と表示されていたのは、非Retinaの1ピクセルを2×2ピクセルで表示する解像度だった。つまり、新しいMacBookの解像度は、非Retinaで言うと1152×720ということになる。今使っている非Retina MacBook Pro 15インチの高精細ディスプレイ1680×1050と比較するととても窮屈な画面になる。
でも、そう単純ではないことはわかる。
Retina Macのスケーリング表示が優秀だってことは、店頭で触っていたときにも感じていたので、もう少し細かい表示で使うとは思う。AppleのWebサイトを見ると、対応するスケーリング解像度は
- 1,440 x 900
- 1,280 x 800
- 1,024 x 640
と書いてある。
これは13インチのMacBook Airの対応解像度と同じ。13インチのMacBook Airの標準が1,440 x 900と考えると、12インチにこれを表示してもそれほど見難くはならないと思う。たぶん、この解像度に固定で使うんじゃないかと思う。そうすると少し広がる。
とすると、非Retinaで1,440 x 900を表示した時と、Retinaで1,440 x 900を表示した時で違いがあるのかどうかということ。
1つ思い当たるのが、iPhone 6 Plusの画面は1,920× 1,080ということになっているが、スクリーンショットは2,208×1,242のサイズということ。Retinaディスプレイでは、もはやシステムが扱う解像度と画面に表示される解像度は別ものになっていて、画面よりも高解像度で処理して、結果をその時の画面にスケーリングして表示するという感じか?
実はRetinaディスプレイのMacを所有したことがないので、だからどうなのかわからないのだけど…。
MacBook Air 13インチの画面をそれよりも小さく、MacBook Air 11インチよりも軽い本体に搭載していると考えると、とても魅力的だ。
サブのMacではなくて、メインのMacとして使いたいと考えている。現在メインの非Retina MacBook Pro(15-inch, Mid 2012、16GBメモリ、960GB SSD)と比較してもスペック的にはダウンするのは明白。でも、メインとして使って初めて分かることもあるのだ。やせ我慢は、Macユーザーの醍醐味である。