虐げられるぐらいでちょうどいい
akibyonです。
ライターの仕事関係で六本木ヒルズのAppleに行ってきた。
前に行ったのは、初台のオペラシティにあったとき。Tiger関連の取材で行ったと思い込んでいて、そう話したのだけど、ちゃんと調べてみるとJaguarの頃だった。Tigerの2世代も前だった。Tigerはプレス向けの製品発表会だったかもしれない。
オペラシティに本部のある会社で数年前まで仕事をしていたから、よくわからなくなってるってこともある。
Jaguarのときに書いた本。「Mac OS XでLAN入門」。
これは、Mac OS 8のとき。「Macintoshで作るLAN入門」。当時のMac書籍としては、異例の4刷達成。その後、類書が何冊か出た。だからJaguar版も出せたのだけど。
Macの企画を出しても全然通らないときから書いているので、今は夢のようだと思う反面、Appleを好きな人が多くて逆に居心地悪い。
- Macの人から原稿もらうと改行がない(WindowとMacの改行コードが違う)
- 文字化けする(機種依存文字)
- ファイルが開けない(拡張子がないなど)
- MacをLANにつなぐな(AppleTalkが嫌われた)
- メールの添付ファイルが開けない(MIMEの知識が多少必要だった)
- TIFF画像が開けない(いろんな理由)
などなど。Macを使っていると決まって言われることがあった。ちくしょーと思って、相手側(Windowsの人)に全く知識がなくても、少なくとも自分だけは文句を言われないように配慮してきたつもり。もちろんWindows PCも使っていたから、そっちを使うのがいいのだけど、意地でもMacでやるために研究した。逆にWindowsの人からもらったファイルが上のようになることもよくあったのだけど、そこは極力こっちで解決した。
今でもテキストファイルはシフトJISで改行コードはCR+LFにしているし、メールの添付ファイルやFTPサーバーにアップするファイルのファイル名に英数字しか使わないようにしているのも、そういうときのため。これは礼儀だと思っている。
Macユーザーも増えてきたし、上のような「礼儀」を気にしなくても、システム側が吸収してくれるようになってきたわけだけど、Macユーザーとしてはいつまでも礼儀正しくしていたい。
ちなみに、JPEGの圧縮が8ピクセル×8ピクセルのブロック単位になっているという知識は、エロ画像のモザイクを外す工程で得た。だから外せるようなモザイクをかける人は、そのことを知ってかけてほしい。と思っていたのも、そのころ。
なんか脱線した。Macユーザーが少数派だったから学んだこともある。
個人的には、虐げられるぐらいでちょうどいい。